ドエムハザードtitle
ほう、これがかの巷で有名なエロゲ「ドエムハザード」か……

ナニナニ……不良美少女の前に立ちはだかる、三本のペニス。
世界規模で拡大する肉食系女子との戦いが、いま幕を開ける……最高のバイオレンス・エロティックアクションをあなたに!
……ん~陵辱系かな?オラちょっと興奮してきたぞ!
とりあえずやってみるか……新型据え置き機と俺の可愛いムスコが唸るぜ!
ほれ、ゲーム開始でおまんがな!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
……それは確かか?
ああ!報酬なんていくらでも構わないんだ……だから、だからあの女を!
―――我々自警団に依頼があったのは、秋口に差し掛かった、薄暗い夕方のことだった。
我々自警団……とはいえ三人しかメンバーはいないが……は、宇卦船(うけせん)工業高校に所属する、選りすぐりの体術を備えたエキスパートで構成される。
議論では出口の見えないであろう事件。主にそうしたトラブルの即座解決を目的とし、手段を問わず粛々と依頼をこなしている。
今回はなんと、対象が女―――しかも話を聞く限り、その京香という名の女が相当な手練であることは、まず間違いなさそうだ。
一人で男を10人も相手に出来る女、京香……
これは楽しくなりそうだ……!
(どのキャラクターで戦いますか?▼)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
むむ……なんだかシリアスな展開だな。
主人公はイケメンリア充臭い、自警団()のボスなのか。
こいつらが美少女をボコって犯すのかな?よ~し!それじゃ俺は―――
①少将坂村:空手の使い手
②中将栗栖:剣術使い
③大将レオ:ボクシング
④全員でボコすw

ナニナニ……不良美少女の前に立ちはだかる、三本のペニス。
世界規模で拡大する肉食系女子との戦いが、いま幕を開ける……最高のバイオレンス・エロティックアクションをあなたに!
……ん~陵辱系かな?オラちょっと興奮してきたぞ!
とりあえずやってみるか……新型据え置き機と俺の可愛いムスコが唸るぜ!
ほれ、ゲーム開始でおまんがな!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
……それは確かか?
ああ!報酬なんていくらでも構わないんだ……だから、だからあの女を!
―――我々自警団に依頼があったのは、秋口に差し掛かった、薄暗い夕方のことだった。
我々自警団……とはいえ三人しかメンバーはいないが……は、宇卦船(うけせん)工業高校に所属する、選りすぐりの体術を備えたエキスパートで構成される。
議論では出口の見えないであろう事件。主にそうしたトラブルの即座解決を目的とし、手段を問わず粛々と依頼をこなしている。
今回はなんと、対象が女―――しかも話を聞く限り、その京香という名の女が相当な手練であることは、まず間違いなさそうだ。
一人で男を10人も相手に出来る女、京香……
これは楽しくなりそうだ……!
(どのキャラクターで戦いますか?▼)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
むむ……なんだかシリアスな展開だな。
主人公はイケメンリア充臭い、自警団()のボスなのか。
こいつらが美少女をボコって犯すのかな?よ~し!それじゃ俺は―――
①少将坂村:空手の使い手
②中将栗栖:剣術使い
③大将レオ:ボクシング
④全員でボコすw
ドエムハザード―1
1、少将坂村:空手の使い手
俺様の名は坂村だ。
今まで何百というヤツらをボコってきたが……女をボコるってのは初めてだな!
可愛そうだが手加減はしねえ、サクっとボコって試合終了だぜ!
俺は目の前のまぬけそうなビッチに声を掛けた。

「待たせたな!まさかノコノコこんな所まで来るたあ、まじでバカなビッチだぜ!」
「……何いきなり?あ~ハイハイ、あんたもボコって欲しいわけ?……ほんと、次から次に沸くよね。雑魚って」
「……はあっ?」
「まぬけそうな面。いかにも噛ませ犬ってカンジだよね、あんた」
「」
「ほら、早く来なよ……ボコボコにして、私の靴の裏でも舐めさせてあげる。」
ペロリ、と舌舐めずりする京香。
「……んだとこらあああああああああくぁwせdrftgyふじこおおおおお!!!!!!!!!!!」
俺は速攻で飛び掛り、足のバネを使い懐にもぐりこんだ。
もうどうなってもしらねえからな!
一気に距離を詰め、顎に一撃必殺の拳を突き出す……!死ねクソ女あああ!
「ふふっ……ちょっと煽ったらこれだからね……男ってタンジュン」
女が冷めた笑いを浮かべた。
俺は目を逸らさなかったはずだ……
にも関わらず、目の前の女は、確実に瞬間移動した。
消えた……
この速さ、人間業じゃない……!
「なっ……!」
「ふっ!」
ミニスカート。
俺の顔面目掛けて、女の脚。
すらっとしてて……ニーソとのコントラストが、エロい……
ドゴオッ!!

「~~~っ!」
すさまじい衝撃と、そして視界を真っ白なフラッシュが襲った。
空が回って、立ちくらみのようにぼやける……
あれ……?
身体が、地面の上に仰向けで転がっていた。
なにがなんだかわからない……や、やられたのか?
ドスッ!
「おええ……っ!」
「あははっ♪見た目通り、マジで弱いんだね、あんた」
ドスッ!ドゴォッ!
女の脚が、思い切り俺の鳩尾を踏みしめた。
くらくらする頭の中で、女の憎たらしい脚……白と黒のエロい脚だけが目に映った。
「ぐぅっ……てめえっ……!!」
短いスカートの下で、下着が見え隠れしてやがる。舐めやがって……!
「でかい図体して、つくづく私みたいな女子にボコられるのが好きだよね、キミ達って。男ってみんなマゾなわけ?」
女のか細い脚が、ぐりぐりと踏みしめる。
足裏で、俺のことを、まるで……まるで、虫けらみたいに……!
「ほ~らっどうしたの?もう降参?」
黒光りする革靴を、挑発するように揺さぶりながら問い詰める京香。
「ほれっほれ♪」
「……っ!!」
殺してやる……!!

カッと頭に血が上るのを感じる前に、勝手に身体が動いた。
脚を払うと、サッと横に転がり距離をとる。
後ろ手に宙を掻いて、片足を軸に回し蹴りを即座に放つ。
―ー―獲った……っ!
後頭部を確実に、薙ぐ!!
相手を女子中学生とも思わぬ、容赦の無い蹴り。
回転しつつ、しかし俺の脚は虚空を切った。
「なっ……に……!」
女は放たれた攻撃をかいくぐると、俺と同じ動きで回し蹴りを仕掛けてきた。
……くっ!だがこの距離だ、当たるわけが……
なんとか目線の端に、形を変えて迫る脚を捉える。
「っ?!」
女の足首が、クンッと曲がる。
しなったつま先が、届くはずのない俺の横腹に、蛇のように伸びる……
スローモーションのように、女の細い足首が、グサリ、と音を立て突き刺さる。
「……くかあぁっ!」

ズズッ、という鈍い音が脳内に響くと、空気が肺からすべて抜け出た。
なんて重さ……!
こんな蹴り、女が出来る訳が無え……!ありえねえだろ……っ
くそ、動けんっ……!!
「はい、終わりだね」
もがく俺の頭上から女の声が聞こえる。
「ぷっ……マジで雑魚じゃん」
京香はだらしなく這いつくばった俺の襟首をつかむと、上に引っ張り上げた。
ぶらり、と難なく宙吊りにされる俺の身体。
「年下の女の子に力でも勝てないって、恥ずかしくないの?ほれ♪」
パシっパシっ!
京香はニヤつきながら、痛みに引きつる俺の顔を、手の甲で打つ。
捕らえた獲物をいたぶる様に、何度も、何度も。
「あはは、なにその悔しそうな顔!必死すぎなんだけど」
憎たらしいほど可愛らしい顔が間近に迫り、俺を見下げてくる……
光を反射し揺れる長髪の中に、完全に敗北者をながめる目。
それはもはや、哀れみすら含んでいた。
「ミジメだよね?相手にすらならないと思ってた女の子相手に、ブザマに脚で蹴りとばされて一撃♪」
「一回りも小さな女子に、まさかこんな風にあっけなく負けちゃうなんて。想像もしなかったよね?」
「ううっ……!!」
思わず目線を逸らせてしまう。
「さっきの回し蹴りなんてキレが全くないし。もしかしてスカートの中、気になってたんじゃないの?あはは♪」
スカートをパタパタと扇いで見せる京香。
その時……心の隅で、これで決着がついた事に気づいてしまった。
今の俺なんて……狐に追い回されるウサギ以下だ……
「パンツが見たいなら、初めから土下座でもして頼んでくれればいいのに♪」
だが……これで終われるわけ、ねえ―――!
「……っりゃああああああ!!!」
宙吊りにされたまま、俺は女の顔面に頭突きをかました。
「わわっ!」
ボスッ!!
「むぐっ!?」

だが……重心が定まらず、俺の頭は女の胸に思い切り突っ込んでしまった。
「もう……なに?あんた、ヘンタイなんじゃないの?」
事態に気づき、とっさに離れようと暴れる。
「……もがっ!?」
フワッ……
甘ったるい香りが、胸の間から漂ってくる。
視界がピンクに染まり、とろけたようになってしまった。
「ふふっ……」
ガシィッ!
京香は、一瞬動きが止まった俺の両手首をつかみ、逃げられないよう動きを封じる。
「んうう(放せえ)……」
胸に挟まったままの俺の顔は、どんなに緩んでいただろう。
思考がだんだんと、桃色の霞に溶けていった。
「あ~あ、大人しくなっちゃった」
柔らかく顔を包む胸の感触。
「ココの匂い嗅ぐと、男子はみ~んな動かなくなっちゃうんだよね……」
おっぱいの谷間の匂いを吸うと、猛烈な性欲が沸き上がってきた。
「あは♪なんか赤ちゃんみたいで恥ずかしいね。本当に男って、女がいないとダメな劣等動物♪」
「ぁ……ぁ……」
そう言うと京香は、俺の股ぐらに脚をすっ、と差し入れてきた。
そのままの姿勢で、俺の身体全体は京香の片脚の上に寝そべってしまう形になる。
「さっきまで、あんなに暴れてたのに。もう反抗しなくていいんですかぁ~?」
そう言いながらも、胸を反らせ、乳の匂いを吸い込ませてくる京香。
「んへぇぇ……」
イヤラシイ匂いに脳髄が痺れて……俺は一体どうなっちまったんだろう?
甘えたい……
くそっ……意味わかんねえっ……!
俺を負かせた、憎い女相手なのに……
スリスリと、無意識のうちに差し込まれた少女の脚に、股間を擦りつけながら―――
ピンクの快楽に包まれて、俺はよだれを垂らし、悦に入っていた。
「自警団の暴れ馬も、おっぱいでカ~ンタンに手懐けられちゃったね♪ほらほらっ!」
ドスッ、ドスゥッ!
「んっ、んぐうっ!」

京香が脚先を上下にポンポン蹴り上げる。
同時に、俺の股間も京香のすねに蹴りあげられ、痛みに呻き声が漏れてしまう。
「ほらほ~ら、金玉リフティングですよ~♪」
ドスッ、ドスッ!
「やっ!あう~っ」
「嫌なの?蹴るの止めて欲しい?……そうだよね~、男のシンボルだもんね」
ドスッ、ドスッ
「私みたいな年下の女子に、色気で呑まれて、ちんちんボール扱い♪」
ドスッ、ドスッ
「悔しい?悔しいよね?ふふっ……」
「でもおっぱいの匂い嗅いでると、そんな刺激でも感じてイっちゃうんだよねっサイコー♪」
「ううっ……うあぁ~っ!」
いいように、か細い白脚に跳ね上げられる俺の身体。
しかも相手は年端もいかない女子中学生だ。
だがしかし、制服姿の少女の足先ひとつで……
自警団の幾千練磨の武術家は、為す術もなく踊らされていた。
「ほら、ほら♪年下の女子に負けた上に、蹴られてズボンの中で射精♪」
ドスッ、ドスッ!
「下半身が痺れちゃって……もう降参でしょ?ほら、バンザ~イ♪あはははっ」
「あっ、あっ♪ううう~っ!」
「鳴き声きもち悪っ……ほら、いいから精子漏らしてっ」
ドスッ、ドスッ!
「おっぱいに捕まって、だらしな~~~く赤ちゃんお漏らし♪うりうりっ」
ドスッ!ドスゥッ!!
「ほら、ほら、ほらっ!漏らせっ!負け犬!」
「あっ!あああ~、あっ、ああっ~~!」
ドゴオォッ!!
京香が思い切り脚を蹴り上げると、俺の身体は宙に舞った。

ドクッドクッドクッ……
「おおっ、おっ~……」
ひっくり返りながら、ペニスの奥から漏れでてくる精液を止めることはできず。
白目を剥いて、俺はズボンに盛大に染みを作った……
:
「は~い、お洋服脱ぎ脱ぎしましょうね~?」
「や、やめっ……」
カチャカチャとベルトが慣れた手つきで外され、スルリとパンツが脱がされていく。
抵抗する間も与えられず、俺は生まれたままの姿にされた。
「きたなっ!漏らしすぎでしょ~コレ」
「あっ、あっ!」
足先で、ペニスの先がツンツンと蹴られる。
「うがあっ~!!」
「はい捕まえた~♪」

京香が突然、ぎゅっ、と革靴でペニスを踏みしめる。
体重をかけられたペニスが、靴底でぐにゃりと変形した。
「うわ~泥だらけになっちゃうね、これ」
「やめろ、やめてくれ……」
精液と泥で、ぐちゃぐちゃになったペニスを踏みにじる京香。
「とか言いつつ、しっかり硬くなってるんですけど?」
ぐりぐりっ……!
「ひぃんっ!」
「あはは、なにその声!きも~い♪」
「簡単だよね~男の世話って。靴で踏み踏みされても気持ちよくて、喜んじゃうんだもんねっ?」
「よせ、やめろお……!」
「ペダルを踏むと……精液がトロッと出ちゃいま~す♪ほらっ」
ぐりいいっ……!
「あっあああっ~!」
「あ、亀頭が張ってきた。汚~い負け犬ペニス、また爆発しちゃうのかな?ん?」
「やめて……」
「は?やめるわけないじゃん、バーカ。あんたみたいな物知らずは、女の子の脚でイっちゃうのがお似合いなの」
「ぐっ……あおお~っ!」
「泥まみれの、ばっちい雑種犬ちんぽ。足裏で、こ~んな風に♪」
ぐりっ、ぐりいっ……
「飼い犬の靴に、ちんちん擦り付けて……マーキングしないとね?」
「うう、あっ!あああ~っ!」
「自分で腰動かしてっ私の靴と交尾するの……あははははっ♪そうそう、いい子だね~♪」
「ほら、漏らすよ?靴に踏んづけられたまま、どぴゅっどぴゅって♪」
「おっ、おっ……おああああっ~~~!!!」
「はい、発射~♪」
「~~~~~っ!!!」

どぷっどぷっどぷっ……
体重を掛けられたつま先を押し返さんばかりの勢いで、脈動を始めるペニス。
その途端、視界が布のようなもので覆われ、まっくらになった。
フワリ……といやらしい香りが胸一杯に広がる。
頭に当たる膨らみ……これは胸なのか?制服の中に頭が突っ込まれている?
と同時に、両足を抱え上げられ……まるで赤ん坊が小便をさせられるような体制にさせられる。
屈辱的な格好をさせられているのに、射精は収まる気配をみせなかった。
「ほ~ら皆さん、汚いちんぽがビクンビクンしてますよ~♪」
京香が何かに見せびらかすように、高々と俺を抱え上げる。
「はい、このままおしっこも漏らしま~す♪」
「っ……!」
京香が声高に宣言すると、俺の腰をゆさゆさと強く揺すり始める。
「ちんちんフリフリ~♪なっさけな~い」
残った精液がピピッ、と雫を垂らす。
放尿を促すように、下半身がシェイクされる。
濃厚な香りを吸い続け……背筋がじ~んと痺れてきた……
「ほら、もっとおっぱいに甘えて?うんうん、いい匂いがするね~」
花の蜜に誘われる蜂のように、ふらりと胸の谷間に吸い寄せられる。
いつの間にか……夢中で乳房にすがって、鼻をくっつけて、肺一杯に匂いを吸い込んで……
「力を抜いて……男子はおっぱいには敵わないの……」
「あぁぁ~……」
いい匂い……
「みんないい子になっちゃう……おっぱいの前では赤ちゃんになっちゃう……」
ゆさっゆさっ……
「赤ちゃんになるんですよ……甘えん坊さんになりなさい……」
「あ~~~……」
「ママの前では、おしっこがでちゃう……ガマンできないの……」
ゆさっゆさっゆさっ……
「ほら、おしっこシーシーしなさい……?ママが、見ててあげますからね~」
「う、う~っ……!」
腰が抜けたように、じんわり暖かくなってくる……
「出まちゅよ……もうおしっこ、出ちゃいまちゅよ~……」
力が全く入らない……
すると突如、糸が切れたかのように―――
チョロチョロチョロ……
「はい、一丁あがり~!うわ、ほんとに漏れてるし、しかも大量♪」
―――無意識に、尿が漏れていた。
女の細腕につるしあげられ、無様に尿を噴き出す……
「どんだけ溜めてたの~?うっわ……マジ恥ずかしいね、コレ」
牙を抜かれた狂犬は、もはや成す術も無く……
「これしてあげたらみ~んな漏らすもんね、男って。ホント同じ反応で、面白~い♪」
目には光を灯さない……完全に少女の人形と化したものへ成り下がっていた。
:
ビデオカメラで一部始終を撮影されていたと彼が知ったのは、それからさらに三日後のことだった。
坂村は、見知らぬ差出人から一通のメールを受け取った。
メールに添付された動画ファイルには……自分が惚け顔で、あどけなさの残る女子生徒に蹂躙される、あられもない姿が映っていた。
メールには、とある指示がしてあった。
動画を人質にされ、坂村は自警団を抜けた。
そして彼は、新たに部隊に迎え入れられた―――
京香の率いる、歩兵部隊として。
だが、敗北を知った彼の拳は……二度と返り血に染まることは無かったという。
………………
…………
……
なんすかこれえええ!なんっすかセンパイこれは!
ドM御用達ゲーじゃないすか!ヤダー!!逆にボコられてるんすけど!
え、勃起?しないよ!全然しないよ(震えg)
でも、なんか……
こういうのも、いいかも……ゴクリ
YOU LOSE
スパンクメイド
部屋の電気をつけっぱなしで寝ていたようだ。三十路を迎えたというのにやけに気だるい朝である。部屋に入り込む日差しさえ憎たらしい――ー絶好の、セックス日和だ。
親はすでに出かけた時間であるのに、リビングが騒々しい。食器を洗う音が聞こえる。そうだ、ついに我が家もアンドロイドを買ったのであった。
民間向けの人型アンドロイドが発売されて早8年が経過した。今年に入って我が家もそれを導入したが、家事お手伝いロボットというよりは、人のお世話ロボットの体をなしている。
引きこもりを始めてからというもの、このアンドロイドが邪魔で仕方がなかった。発売当初は憧れこそすれ、今となっては生活にズカズカと介入してくる目の上のタンコブのようなものだった。
とはいえ、個人的には彼女をそう嫌悪するでも忌避するでも無く、何か一線を引いて距離を保っていようと努めた。それは彼女が愛らしい女性の姿をしていたからだろうか。それとも、若々しい人間の姿だからであろうか。
だがグローバル資本主義が闊歩し、世界中でマワされ、より安い値で叩き売られる彼女たちからすれば、私の扱いは紳士的とさえ言えるのではあるまいか。そう自負できる態度で振る舞ってみせた。

リビングに入ると、メイド姿の少女型アンドロイドが本棚を整理を開始していた。私に気づくと挨拶をし、設定された本日のお天気情報、特筆すべきニュースをつらつらと述べる。少女らしい細身の体躯に、アンドロイド用にあしらわれたメイド服を身にまとうその出で立ちは、一部では情欲を煽られる人間もいるらしい。ショートカットの緑色の髪、同じく緑色の目をした愛らしいアンドロイドは、もはやその造形として人間と大差はない。むしろ羨望の対象でさえあるに違いなかった。
この髪と目の色を由来にとって、我が家では彼女をミドリ、と呼んでいる。私は普段呼ぶことなどないが、彼女を呼ぶときには畏怖と皮肉を込めてミドリさん、と呼ぶことにしていた。話疲れない彼女に向け、私はコーヒーを下さい、とだけ伝えておくと、後は好きに任せた。
彼女との接点は家の中にいる限り続くため、やむなく私は自分の部屋に撤退せざるを得ない。親の相手は彼女に引き受けさせ、私は自分の時間にゆとりをもつことができる。しかしこのゆとりが最近はやや増えた。
定期的なシステム更新の度に、我が家のアンドロイドは人間らしさを帯びた。今度は親と映画に行くと言っていた。私はある種の焦燥感に駆られ、わが身が空っぽになることを恐れた。天秤に掛けられる前に、逃げ出そうとしたかった。
彼女のアップデートという名の”成長”は我が家族に喜びを与えると同時に、私は卑屈になることを拒まなかった。彼女に一杯のコーヒーを運ばせるときでさえ、彼女の自然な笑顔をめざとく見つけては、無意識の彼方に思いをはせ、郷愁すら覚え始めた。それは私の死に絶えたような表情を、目下の彼女に貼り付けることと同義であった。それは私にとっては復讐ですらあった。
今日に至り、ついに彼女の一挙一投足に、私とそれ以外の人間とで扱いが異なるのでは、という疑問が私の中に浮かび始めた。私は彼女と益々距離を置いた。彼女は完全に一人の自立した少女であって、それは極めて働き者であった。
だから今夜、私は彼女、ミドリさんを犯すことにした。
「ミドリさ~ん……ふふ、寝てる」
しん、と静まり返った暗闇に、不愉快な声がこだまする。
ミドリさん専用に繕われた部屋で、私は全てをさらけ出し裸になった。
ミドリさんは目をつむって、まるで本当に夢を見ているかのようだった。
機械なので寝ることはしないが、この掃除婦アンドロイドは夜中になると電源から充電を行い、システム更新のために待機する。この期を衒って、ミドリを―――
「ミドリさん、下着、脱がすよ……」
西洋人形のように、壁に寄りかかって眠るミドリさん。
メイド服の中にもぐりこみ、女性用の下着を脱がせた私は、ハッと息をのんだ。
ミドリさんの股間には、きちんと女性の性器―――卑猥な割れ目が備わっていたのだ。
掃除婦にはこんなもの備わっていないだろうと疑っていた事もあり、私は衝撃を禁じえなかった。
だが、なんと美しいおまんこなのであろうか―――
「かわいそうなミドリさん……」
ミドリは一人のかわいそうな、同情すべき少女だったのだ。
こんな不要なものを無理やり備えつけられて、毎晩もて余していたに違いない。
清廉で穢れの無いこの美しい少女に、こんな不釣合いでおぞましい器官が備わっている。
この動かざる事実だけで、私の胸はいっぱいになった。
「大丈夫、一緒に気持ちよくなろうね……」
そうやさしく囁くと、私は指をそっと割れ目に沿わせた。
ふにふに、と弾力があり、これはまさしくホンモノの女であった。
この奥には、男を狂わせる蜜壷が潜んでいるのだろう。
私は生唾を飲み込むと、ミドリさんの太ももをがっちり抱えこみ、震えながら舌を割れ目に差し込んだ―――
……ギシッ
物音が聞こえた途端、目の前から私の愛しい女性器が消えた。
「ご主人様……何をしていらっしゃるのですか」
「ひ、ひいっ!」
頭上からミドリさんの愛らしい鈴のような声が聞こえる。
その声は、静かな怒りに満ちているようにみえた。
私は身体をビクッとすくませると、もうそれはどうにも言うことを聞かず、死後硬直のように固まってしまった。
「ち……ちがうんです、ミドリさん!……あ痛っ!」
ミドリさんはスクッと立ち上がると、私の身体を跳ね飛ばした。
壁にたたき付けられた私は、背の痛みに罪悪感すら覚えた。
「ごめ、ごめんなさいミドリさん!でも僕は、ミ、ミドリさんのことが好きなんです!だから」
「言い訳は結構です、ご主人様……いえ、ユキ君?」
ミドリさんは詰め寄ると、私のことを名前で呼んだ。
服装を直すと、じっと私のことを冷たい目で見据えた。
ミドリさんは……全身で怒りを表していた。
片脚をあげると、うなだれた私の手首を、一思いに踏みつけた。
「ああっ~……!」
私は大仰に声をあげ、驚きとともに反省を表した。
グリグリと私を踏みにじるミドリさん。
たいした痛みでは無かったが、ミドリさんの脚は確実に、私の精神を踏み砕いた。
「……あなたは人として最低です。」
「ユキ君、違います?」
「痛い、痛いよミドリさん!ああ~っ!」
「なんですか、大げさですね。その前に言うべきことがあるのではないですか?」
ちらっと私の身体に目を移すミドリさん。
「こんな格好で、いったい何をしていたのやら……情けない。」
ミドリさんは侮蔑をこめてそう言うと、私の前にしゃがみこんだ。
「これ、なんですか」
ミドリさんが私のペニスを指先でちょん、とつまむ。
「あっ、だめ!」
ギンギンに勃起して反り返ったペニスは、少女の指先でビクリと震えた。
恥ずかしそうに前を隠そうとする私の腕をガバと払いのけ、ミドリさんは手の甲でピシッ、ピシとペニスを乱暴に叩いた。
「……すごく皮をかむっていますね。三十にもなって、ユキ君のおちんちんは赤ちゃんのままなのですね。」
「子供の頃から何も成長していないのではないですか?」
ミドリさんの指がペニスの先を捕まえて、円を描くようにくるくると回して弄る。
「このおちんちんと同じ、いつまでも引きこもりなのですね。」
「……う、うるさいよ!あんたなんかに何がわかる!」
ドンッ!
カッとして、思わずミドリさんに突っかかる。
「わあっ!」
しかし見た目は少女タイプの小さな躯体にも関わらず、彼女は思った以上の重さだった。
筋力も衰えてしまっていた私は、逆に糸もたやすく身体を押し返されてしまった。
「……立場を知ってほしいですね。反省してもらいましょうか、ユキ君」
両肩を押さえつけられた私は、仕方なくうつむいてしまう。
「……いつまでこのおちんぽ、おっきくさせているのですか?」

パンッ!!
「いっ!」
唐突に、ミドリさんが私のペニスを手のひらで殴打した。
「こんな醜いものをぶら下げているから、下劣な行為に走ってしまうのではないのですか?」
パンッ!!
「あっ!やめて!やめてくださいミドリさんっ!」
「やめませんよ。ユキ君は教育が足りていないんです」
パンッ!!
「子供のままのおちんちんを、こうして痛めつけてあげれば……少しは大人になりますか?」
「あっ~!!」
「私がこうして乱暴に叩いて、鍛えてあげましょうか。ふふ、腰がぴくってしてしまわれて。可愛いですね」
パンッ!!
「ごめんなさい、もうしませんから、やめて……」
「謝ればすむのですか?どうせ口先だけなのでしょう?普段の行いを見ればわかります。それに」
パーンッ!!
「あが~~っ!!」
「おちんぽ、ますます大きくなってますね。ユキ君は喜んでいるのですか?」
裸で美少女アンドロイドに追い詰められ、辱めを受ける……その状況下で、なのに私は興奮していた。どうかしていた。
「むちゃくちゃですね。これでは罰になりませんか?ほらっ」
パーンッ!!
「おあ~~~っ!!!」
「大声をだすと、親御様に気づかれますよ?……おとなしく、ちんぽ叩かれてなさい」
パンッ!パンッ!
「んんんっ~~!!」
「ユキ君は恥ずかしい人間です。まったく、こうマゾヒストでは躾けも大変ですね」
「ぼ、ぼくはマゾじゃない~……!」
「……そうですか?ではこの硬くなったちんぽ、はやく元に戻して下さいませんか?」
パーンッ!
「性器をぶたれているのですよ?それなのに固いままなんて。あなたは節操の無いマゾなんです」
パンッ!パンッ!!
「マゾの変態ヒキコモリなんですよ……違うなら、ほら。早くおちんぽ、元に戻しなさい」
「ほら、早く……このみっともないもの、しまいなさい?」
パ~ンッ!!
「んお、おおお~~~っ!!」
「……まったく萎えませんね。なんですか、さっきから悦に入ってるのではないですか?」
「少しは、お返事していただけませんか……マゾのご主人様?」
パアァーーーン!!!

「あおおおぉぉおおおっ~~~……!!」
ミドリさんの高々と振り上げた手が思い切り振り下ろされ、ペニスを直撃し子気味よい音を立てた。
と同時に、勝手に腰が跳ね上がり……ドクドクと奥から精液をポンプよろしく送り出した。
「あっ、ぁああ~~っ……」
ピュクッ、ビュクッ……
空中に撒き散らされた精液は、パタパタと飛び散り、あたりを汚してまわった。
「ごめんなさ、あっ、おおぉ~……」
「……」
動作をやめたミドリさんのメイド服にふりかかる精液。
情けない声を一人あげながら私は、普段では想像も出来ないような状況に、異世界に来てしまった気さえしていた―――
ドサッ!!
「……うわあっ!!」
突如、身体が前方に引き倒される。
そのまま前のめりになると、腰が宙にぐいっと浮き上がった。
ミドリさんが、その小さな身体で私の全身を横脇で抱え上げているらしい。
私の視界には部屋の床しか見えない……ということは、ミドリさんの前面にはうつぶせ状態の私の下半身がさらされていることになる。
すさまじく恥ずかしい状態で、私はミドリさんに丸太のごとく持ち上げられてしまっていた。
「は、はなして!ミドリさん」
ミジメに足をばたつかせ、恐怖を表現しようとする私。
「……ユキ君には反省が足りないようです。私の身体に子種をかけるような不出来なオスのくせに、反抗しないで下さいね」
意思もたぬアンドロイドの口から、子種やオスといった言葉が発せられ、ゾクゾクと屈辱感がせりあがってきた。
しかもそれを口にするのは、傍目から見れば10代の、うら若き美少女なのである。
ミドリさんは、私の突き出された尻をサスサス……となでる。
「あっやめて、なにするんですかあ~!」
「……私に卑猥なコトをしておいて、何ですかその態度は?」
さらさら……と、尻をなでさするサテンの手袋の感触に身もだえしてしまう私。
「ご、ごめんなさい!はなしてえ~」
「おまけに精液でこんなに部屋を汚してしまって。おちんぽを叩かれて、痛めつけられてあなたは射精したんですよ?」

パシーンッ!!
「ぎゃああっ!」
うって変わって、勢いよく尻を手のひらで打たれ、思わず悲鳴を上げてしまう。
「それがまともな人間のすることですか?恥ずかしい」
パッシーン!!
「いだあああっ!!やめて!お願い!」
「30歳にもなって、こうしてお尻を叩かれないとわからないのですか、ユキ君?ほらっ!」
パシーンッ!!
もがこうにも、宙に吊り上げられているため、暴れようが無かった。
それ以上に強い力で腰を締め上げられ、身体が動きようが無いのだ。
「いつもこうして躾けてあげないとわからないのですね。親御様にもこの姿、見せてあげたいです」
「わかった、わかったから、それだけはやめてっ!!」
「ならば反省の意を込めて、私に躾けられていなさいね」
パッシイイーン!!
「んああああっ!!!」
「身体ばかり大きくなって、お尻ペンペンなんて。みっともないにも程があります。恥の極みです。」
パンッ!!パンッ!!
「日ごろから、私のことをいかがわしい目で見ていたのではないのですか?……人間の、クズですね」
パアンッ!!
「だああぁああ~!!!」
「違いますか?そうですよね?もう一歩で性犯罪者になっていたんですよ……?」
パンッ!パンッ!!
「いいですか。ユキ君は人間じゃないの。こうして躾けをされないと、まともに生きていけないんです」
パンッ!!パシーンッ!!
「クズ……そうですね、クズ。落伍者なんですよ?わかっていますか?」
パンッ!パンッ!パアンッ!!
「ちがあ、いああぁああぁああ~……」
強く幾度も尻を叩かれるうちに、その痛みが麻痺し、熱い何かに変貌していた。
同じ箇所を、もがく私を逃げられないよう捕まえ、そして少女の手のひらは私を強烈に責めた。
感情の無い機械であるアンドロイドから、そうでない人間へのカンゼンな拷問であった。
そしてそれは―――私の内で、ついに性的な色を帯び始めた。
パンッ!パンッ!パンッ……
耳鳴りのように、尻を打ち据えられる音だけがこだまする。
じんわりとリズムにのって、臀部にキモチよさがこみあげてくる……
「……なぜ身体をビクつかせているのですか。まさかおトイレですか?トイレならあちらで―――」
「うっ、うっ……おお~っ」
「ユキ君。いけませんよ、こんなところでオシッコなんて。いい年してそんなこと……するわけないですよね?」
パンッ!パアンッ!!
「やめ、あ、ああぁあ~……」
「聞いているのですか、ユキ君。返事をしてください、ほら」
パンッ!パンッ!パアーンッ!
「お返事、しなさいっ」
パアアアァァンッ!!
「うおおっ……おああぁぁあぁああ~~……!!!」

ドクッ……ドクッ……ドクッ……
本当に自然に、なんら刺激もされず……にも関わらず、ペニスから精液が勢いよく噴き出した。
少女アンドロイドにはがいじめにされて、容赦なく尻を叩かれて射精―――
掃除婦である、目下の彼女に無理やりすべてを曝け出された……その事実が、眼前を真っ白に染め上げた。
「ちょっとユキ君……なんですか、これは」
それでもミドリさんは、私を離さない。
「まさかとは思いますが、お尻をペンペンされてキモチよくなっていたのですか?」
彼女の脇の牢獄で、私は身体をヒクつかせた。
「信じられない……変態……やはり正真正銘クズだったですね、あなたは!」
パアアアァァンッ!!!
「ひあっ!!あぁあああぁっ~!!」
「お尻を真っ赤になるまで叩かれて、まだ反省できませんか?ひきこもりは精神まで劣ってしまっているのですね」
パアンっ!!パシイインッ!!!!
「いああああぁああ~ッ!!!やっめえええぇええ~っ!!!」
「なんですか、ちゃんと人の言葉をしゃべって下さいね。……ああ、変態マゾは叩かれると、口を利けなくなるほど興奮してしまうのですか」
パアアアァァンッ!!
「よだれまで垂らして……情けなさの極みですね。人間おやめになったらいかかですか?」
パアンッ!!パアアァンッ!!!
「あっ!あっ……おおおおぉぉぉぉおおおっ!!」
「異性のアンドロイドに、下の躾けまでされるクズ……そう、ユキ君は最低のクズなんです」
「ああ~……ちがっああっ~!」
パアンッ!パシイィッ!!
「違うのですか?嘘をつかないで下さいね。お尻をぶたれて射精するようなマゾ犬のくせに」
「ううううぅぅ~っ……」
「ほら、吐き出しなさい。クズらしく、意地汚い中身を私にすべて見せなさい」
パアアァンッ!!!パアンッ!!!
「はあ、はあはあっ……うっ、うっううぅう~……」
「堕ちなさい……もう人間じゃないの、あなたはっ」
パシイイッ!!!!
「ああぁっ~やだ、あおぉぉおぉおぉ~……」
「―――あなたは今日から、機械にお世話される家畜。そうでしょう?」
パアアァンッ!パシイィイン……ッ!
「家畜は鳴いて媚びなさい。お尻を振って、お世話してください、躾けてくださいと言うんです。ほらっ!」
パアンッ!!
「ぐあああぁああぁ~っ!!」
「ちんぽビクビクさせて……人間のオスとは、本当に愛らしいですね……」
ミドリさんは、私の尻の溝をつつ……と上になで上げると、耳元で優しく囁いた。
「……叩かれて漏らし癖、つけさせてあげる」
パアアアァァンッ……!!!
「あぁんっ!ああああああああぁぁあぁぁあああ~~っ!!!!」

ビュクッ、ビュクッ、ビュクッ……
前立腺がキュッ、と締まると、精液がダラダラと迸っていった。
囁き声に脳まで犯され、白眼を剥きながらすさまじい快感に身をよじる。
何度も射精したのに、もの凄い量の精液がペニスから次々送り出されていく……
もはや何も見えない、聞こえない……ただ、ミドリさんに私のすべてを捧げたい……
―――……またたくさんお漏らししたんですね。ぜんぶ出しなさい……見ててあげます、そのブザマなお姿……
「ああっ~……おおぉぉぉ~っ……」
―――これから楽しくなりそうですね。ありがとうございます、ユキ君。わざわざ本性をさらけ出すなんて……
―――お尻を叩かれたら射精する、パブロフの犬にして差し上げます……私が好きなときに漏れちゃう、精液蛇口に……
―――私が調教してあげます。躾けられないと生きていけない身体、イジめられないと射精できないおちんちん……
―――人間としては最低ですが、私にとっては最高のカラダ……性欲を私から完全支配された、ドレイ人形……
「あ、ああぁ~……」
―――眠いですか では おやすみなさいユキ君……いえ、ユキ。 眼が覚めたら 躾けの続きですよ……
―――
――
―
部屋の電気をつけっぱなしで寝ていたようだ。ここでの生活も半年を迎えたというのに、やけに気だるい朝である。部屋に入り込む日差しさえ憎たらしい――ー絶好の、●●日和だ。
親はすでに出かけた時間であるのに、リビングが騒々しい。食器を洗う音が聞こえる。そうだ、ついに我が家もアンドロイドを買ったのであった。
民間向けの人型アンドロイドが発売されて早8年が経過した。今年に入って我が家もそれを導入したが、家事お手伝いロボットというよりは、私の●●用ロボットの体をなしている。
ここに来てからというもの、このアンドロイドが邪魔で仕方がなかった。発売当初は憧れこそすれ、今となっては生活にズカズカと介入してくる目の上のタンコブのようなものだった。
とはいえ、個人的には彼をそう嫌悪するでも忌避するでも無く、何か一線を引いて距離を保っていようと努めた。それは彼がかつて私と同じ位置にいたからだろうか。それとも、年をとった人間の姿だからであろうか。
だがグローバル資本主義が闊歩し、世界中でマワされ、より安い値で叩き売られる彼らからすれば、私の扱いは紳士的とさえ言えるのではあるまいか。そう自負できる態度で振る舞ってみせた。
リビングに入ると、メイド姿の男性型アンドロイドが本棚を整理を開始していた。私に気づくと挨拶をし、設定された本日のお天気情報、特筆すべきニュースをつらつらと述べる。男性らしい太身の体躯に、アンドロイド用にあしらわれたメイド服を身にまとうその出で立ちは、一部では情欲を煽られる者もいるらしい。ショートカットの黒色の髪、同じく黒色の目をした愛らしいアンドロイドは、もはやその造形として人間と大差はない。むしろかつては羨望の対象でさえあるに違いなかった。
我が家では彼をユキ、と呼んでいる。私は普段呼ぶことなどないが、彼を個人的に呼ぶときには愛情と皮肉を込めてユキ君、と呼ぶことにしていた。話疲れない彼に向け、私はコーヒーを下さい、とだけ伝えておくと、後は好きに任せた。
親はすでに出かけた時間であるのに、リビングが騒々しい。食器を洗う音が聞こえる。そうだ、ついに我が家もアンドロイドを買ったのであった。
民間向けの人型アンドロイドが発売されて早8年が経過した。今年に入って我が家もそれを導入したが、家事お手伝いロボットというよりは、人のお世話ロボットの体をなしている。
引きこもりを始めてからというもの、このアンドロイドが邪魔で仕方がなかった。発売当初は憧れこそすれ、今となっては生活にズカズカと介入してくる目の上のタンコブのようなものだった。
とはいえ、個人的には彼女をそう嫌悪するでも忌避するでも無く、何か一線を引いて距離を保っていようと努めた。それは彼女が愛らしい女性の姿をしていたからだろうか。それとも、若々しい人間の姿だからであろうか。
だがグローバル資本主義が闊歩し、世界中でマワされ、より安い値で叩き売られる彼女たちからすれば、私の扱いは紳士的とさえ言えるのではあるまいか。そう自負できる態度で振る舞ってみせた。

リビングに入ると、メイド姿の少女型アンドロイドが本棚を整理を開始していた。私に気づくと挨拶をし、設定された本日のお天気情報、特筆すべきニュースをつらつらと述べる。少女らしい細身の体躯に、アンドロイド用にあしらわれたメイド服を身にまとうその出で立ちは、一部では情欲を煽られる人間もいるらしい。ショートカットの緑色の髪、同じく緑色の目をした愛らしいアンドロイドは、もはやその造形として人間と大差はない。むしろ羨望の対象でさえあるに違いなかった。
この髪と目の色を由来にとって、我が家では彼女をミドリ、と呼んでいる。私は普段呼ぶことなどないが、彼女を呼ぶときには畏怖と皮肉を込めてミドリさん、と呼ぶことにしていた。話疲れない彼女に向け、私はコーヒーを下さい、とだけ伝えておくと、後は好きに任せた。
彼女との接点は家の中にいる限り続くため、やむなく私は自分の部屋に撤退せざるを得ない。親の相手は彼女に引き受けさせ、私は自分の時間にゆとりをもつことができる。しかしこのゆとりが最近はやや増えた。
定期的なシステム更新の度に、我が家のアンドロイドは人間らしさを帯びた。今度は親と映画に行くと言っていた。私はある種の焦燥感に駆られ、わが身が空っぽになることを恐れた。天秤に掛けられる前に、逃げ出そうとしたかった。
彼女のアップデートという名の”成長”は我が家族に喜びを与えると同時に、私は卑屈になることを拒まなかった。彼女に一杯のコーヒーを運ばせるときでさえ、彼女の自然な笑顔をめざとく見つけては、無意識の彼方に思いをはせ、郷愁すら覚え始めた。それは私の死に絶えたような表情を、目下の彼女に貼り付けることと同義であった。それは私にとっては復讐ですらあった。
今日に至り、ついに彼女の一挙一投足に、私とそれ以外の人間とで扱いが異なるのでは、という疑問が私の中に浮かび始めた。私は彼女と益々距離を置いた。彼女は完全に一人の自立した少女であって、それは極めて働き者であった。
だから今夜、私は彼女、ミドリさんを犯すことにした。
「ミドリさ~ん……ふふ、寝てる」
しん、と静まり返った暗闇に、不愉快な声がこだまする。
ミドリさん専用に繕われた部屋で、私は全てをさらけ出し裸になった。
ミドリさんは目をつむって、まるで本当に夢を見ているかのようだった。
機械なので寝ることはしないが、この掃除婦アンドロイドは夜中になると電源から充電を行い、システム更新のために待機する。この期を衒って、ミドリを―――
「ミドリさん、下着、脱がすよ……」
西洋人形のように、壁に寄りかかって眠るミドリさん。
メイド服の中にもぐりこみ、女性用の下着を脱がせた私は、ハッと息をのんだ。
ミドリさんの股間には、きちんと女性の性器―――卑猥な割れ目が備わっていたのだ。
掃除婦にはこんなもの備わっていないだろうと疑っていた事もあり、私は衝撃を禁じえなかった。
だが、なんと美しいおまんこなのであろうか―――
「かわいそうなミドリさん……」
ミドリは一人のかわいそうな、同情すべき少女だったのだ。
こんな不要なものを無理やり備えつけられて、毎晩もて余していたに違いない。
清廉で穢れの無いこの美しい少女に、こんな不釣合いでおぞましい器官が備わっている。
この動かざる事実だけで、私の胸はいっぱいになった。
「大丈夫、一緒に気持ちよくなろうね……」
そうやさしく囁くと、私は指をそっと割れ目に沿わせた。
ふにふに、と弾力があり、これはまさしくホンモノの女であった。
この奥には、男を狂わせる蜜壷が潜んでいるのだろう。
私は生唾を飲み込むと、ミドリさんの太ももをがっちり抱えこみ、震えながら舌を割れ目に差し込んだ―――
……ギシッ
物音が聞こえた途端、目の前から私の愛しい女性器が消えた。
「ご主人様……何をしていらっしゃるのですか」
「ひ、ひいっ!」
頭上からミドリさんの愛らしい鈴のような声が聞こえる。
その声は、静かな怒りに満ちているようにみえた。
私は身体をビクッとすくませると、もうそれはどうにも言うことを聞かず、死後硬直のように固まってしまった。
「ち……ちがうんです、ミドリさん!……あ痛っ!」
ミドリさんはスクッと立ち上がると、私の身体を跳ね飛ばした。
壁にたたき付けられた私は、背の痛みに罪悪感すら覚えた。
「ごめ、ごめんなさいミドリさん!でも僕は、ミ、ミドリさんのことが好きなんです!だから」
「言い訳は結構です、ご主人様……いえ、ユキ君?」
ミドリさんは詰め寄ると、私のことを名前で呼んだ。
服装を直すと、じっと私のことを冷たい目で見据えた。
ミドリさんは……全身で怒りを表していた。
片脚をあげると、うなだれた私の手首を、一思いに踏みつけた。
「ああっ~……!」
私は大仰に声をあげ、驚きとともに反省を表した。
グリグリと私を踏みにじるミドリさん。
たいした痛みでは無かったが、ミドリさんの脚は確実に、私の精神を踏み砕いた。
「……あなたは人として最低です。」
「ユキ君、違います?」
「痛い、痛いよミドリさん!ああ~っ!」
「なんですか、大げさですね。その前に言うべきことがあるのではないですか?」
ちらっと私の身体に目を移すミドリさん。
「こんな格好で、いったい何をしていたのやら……情けない。」
ミドリさんは侮蔑をこめてそう言うと、私の前にしゃがみこんだ。
「これ、なんですか」
ミドリさんが私のペニスを指先でちょん、とつまむ。
「あっ、だめ!」
ギンギンに勃起して反り返ったペニスは、少女の指先でビクリと震えた。
恥ずかしそうに前を隠そうとする私の腕をガバと払いのけ、ミドリさんは手の甲でピシッ、ピシとペニスを乱暴に叩いた。
「……すごく皮をかむっていますね。三十にもなって、ユキ君のおちんちんは赤ちゃんのままなのですね。」
「子供の頃から何も成長していないのではないですか?」
ミドリさんの指がペニスの先を捕まえて、円を描くようにくるくると回して弄る。
「このおちんちんと同じ、いつまでも引きこもりなのですね。」
「……う、うるさいよ!あんたなんかに何がわかる!」
ドンッ!
カッとして、思わずミドリさんに突っかかる。
「わあっ!」
しかし見た目は少女タイプの小さな躯体にも関わらず、彼女は思った以上の重さだった。
筋力も衰えてしまっていた私は、逆に糸もたやすく身体を押し返されてしまった。
「……立場を知ってほしいですね。反省してもらいましょうか、ユキ君」
両肩を押さえつけられた私は、仕方なくうつむいてしまう。
「……いつまでこのおちんぽ、おっきくさせているのですか?」

パンッ!!
「いっ!」
唐突に、ミドリさんが私のペニスを手のひらで殴打した。
「こんな醜いものをぶら下げているから、下劣な行為に走ってしまうのではないのですか?」
パンッ!!
「あっ!やめて!やめてくださいミドリさんっ!」
「やめませんよ。ユキ君は教育が足りていないんです」
パンッ!!
「子供のままのおちんちんを、こうして痛めつけてあげれば……少しは大人になりますか?」
「あっ~!!」
「私がこうして乱暴に叩いて、鍛えてあげましょうか。ふふ、腰がぴくってしてしまわれて。可愛いですね」
パンッ!!
「ごめんなさい、もうしませんから、やめて……」
「謝ればすむのですか?どうせ口先だけなのでしょう?普段の行いを見ればわかります。それに」
パーンッ!!
「あが~~っ!!」
「おちんぽ、ますます大きくなってますね。ユキ君は喜んでいるのですか?」
裸で美少女アンドロイドに追い詰められ、辱めを受ける……その状況下で、なのに私は興奮していた。どうかしていた。
「むちゃくちゃですね。これでは罰になりませんか?ほらっ」
パーンッ!!
「おあ~~~っ!!!」
「大声をだすと、親御様に気づかれますよ?……おとなしく、ちんぽ叩かれてなさい」
パンッ!パンッ!
「んんんっ~~!!」
「ユキ君は恥ずかしい人間です。まったく、こうマゾヒストでは躾けも大変ですね」
「ぼ、ぼくはマゾじゃない~……!」
「……そうですか?ではこの硬くなったちんぽ、はやく元に戻して下さいませんか?」
パーンッ!
「性器をぶたれているのですよ?それなのに固いままなんて。あなたは節操の無いマゾなんです」
パンッ!パンッ!!
「マゾの変態ヒキコモリなんですよ……違うなら、ほら。早くおちんぽ、元に戻しなさい」
「ほら、早く……このみっともないもの、しまいなさい?」
パ~ンッ!!
「んお、おおお~~~っ!!」
「……まったく萎えませんね。なんですか、さっきから悦に入ってるのではないですか?」
「少しは、お返事していただけませんか……マゾのご主人様?」
パアァーーーン!!!

「あおおおぉぉおおおっ~~~……!!」
ミドリさんの高々と振り上げた手が思い切り振り下ろされ、ペニスを直撃し子気味よい音を立てた。
と同時に、勝手に腰が跳ね上がり……ドクドクと奥から精液をポンプよろしく送り出した。
「あっ、ぁああ~~っ……」
ピュクッ、ビュクッ……
空中に撒き散らされた精液は、パタパタと飛び散り、あたりを汚してまわった。
「ごめんなさ、あっ、おおぉ~……」
「……」
動作をやめたミドリさんのメイド服にふりかかる精液。
情けない声を一人あげながら私は、普段では想像も出来ないような状況に、異世界に来てしまった気さえしていた―――
ドサッ!!
「……うわあっ!!」
突如、身体が前方に引き倒される。
そのまま前のめりになると、腰が宙にぐいっと浮き上がった。
ミドリさんが、その小さな身体で私の全身を横脇で抱え上げているらしい。
私の視界には部屋の床しか見えない……ということは、ミドリさんの前面にはうつぶせ状態の私の下半身がさらされていることになる。
すさまじく恥ずかしい状態で、私はミドリさんに丸太のごとく持ち上げられてしまっていた。
「は、はなして!ミドリさん」
ミジメに足をばたつかせ、恐怖を表現しようとする私。
「……ユキ君には反省が足りないようです。私の身体に子種をかけるような不出来なオスのくせに、反抗しないで下さいね」
意思もたぬアンドロイドの口から、子種やオスといった言葉が発せられ、ゾクゾクと屈辱感がせりあがってきた。
しかもそれを口にするのは、傍目から見れば10代の、うら若き美少女なのである。
ミドリさんは、私の突き出された尻をサスサス……となでる。
「あっやめて、なにするんですかあ~!」
「……私に卑猥なコトをしておいて、何ですかその態度は?」
さらさら……と、尻をなでさするサテンの手袋の感触に身もだえしてしまう私。
「ご、ごめんなさい!はなしてえ~」
「おまけに精液でこんなに部屋を汚してしまって。おちんぽを叩かれて、痛めつけられてあなたは射精したんですよ?」

パシーンッ!!
「ぎゃああっ!」
うって変わって、勢いよく尻を手のひらで打たれ、思わず悲鳴を上げてしまう。
「それがまともな人間のすることですか?恥ずかしい」
パッシーン!!
「いだあああっ!!やめて!お願い!」
「30歳にもなって、こうしてお尻を叩かれないとわからないのですか、ユキ君?ほらっ!」
パシーンッ!!
もがこうにも、宙に吊り上げられているため、暴れようが無かった。
それ以上に強い力で腰を締め上げられ、身体が動きようが無いのだ。
「いつもこうして躾けてあげないとわからないのですね。親御様にもこの姿、見せてあげたいです」
「わかった、わかったから、それだけはやめてっ!!」
「ならば反省の意を込めて、私に躾けられていなさいね」
パッシイイーン!!
「んああああっ!!!」
「身体ばかり大きくなって、お尻ペンペンなんて。みっともないにも程があります。恥の極みです。」
パンッ!!パンッ!!
「日ごろから、私のことをいかがわしい目で見ていたのではないのですか?……人間の、クズですね」
パアンッ!!
「だああぁああ~!!!」
「違いますか?そうですよね?もう一歩で性犯罪者になっていたんですよ……?」
パンッ!パンッ!!
「いいですか。ユキ君は人間じゃないの。こうして躾けをされないと、まともに生きていけないんです」
パンッ!!パシーンッ!!
「クズ……そうですね、クズ。落伍者なんですよ?わかっていますか?」
パンッ!パンッ!パアンッ!!
「ちがあ、いああぁああぁああ~……」
強く幾度も尻を叩かれるうちに、その痛みが麻痺し、熱い何かに変貌していた。
同じ箇所を、もがく私を逃げられないよう捕まえ、そして少女の手のひらは私を強烈に責めた。
感情の無い機械であるアンドロイドから、そうでない人間へのカンゼンな拷問であった。
そしてそれは―――私の内で、ついに性的な色を帯び始めた。
パンッ!パンッ!パンッ……
耳鳴りのように、尻を打ち据えられる音だけがこだまする。
じんわりとリズムにのって、臀部にキモチよさがこみあげてくる……
「……なぜ身体をビクつかせているのですか。まさかおトイレですか?トイレならあちらで―――」
「うっ、うっ……おお~っ」
「ユキ君。いけませんよ、こんなところでオシッコなんて。いい年してそんなこと……するわけないですよね?」
パンッ!パアンッ!!
「やめ、あ、ああぁあ~……」
「聞いているのですか、ユキ君。返事をしてください、ほら」
パンッ!パンッ!パアーンッ!
「お返事、しなさいっ」
パアアアァァンッ!!
「うおおっ……おああぁぁあぁああ~~……!!!」

ドクッ……ドクッ……ドクッ……
本当に自然に、なんら刺激もされず……にも関わらず、ペニスから精液が勢いよく噴き出した。
少女アンドロイドにはがいじめにされて、容赦なく尻を叩かれて射精―――
掃除婦である、目下の彼女に無理やりすべてを曝け出された……その事実が、眼前を真っ白に染め上げた。
「ちょっとユキ君……なんですか、これは」
それでもミドリさんは、私を離さない。
「まさかとは思いますが、お尻をペンペンされてキモチよくなっていたのですか?」
彼女の脇の牢獄で、私は身体をヒクつかせた。
「信じられない……変態……やはり正真正銘クズだったですね、あなたは!」
パアアアァァンッ!!!
「ひあっ!!あぁあああぁっ~!!」
「お尻を真っ赤になるまで叩かれて、まだ反省できませんか?ひきこもりは精神まで劣ってしまっているのですね」
パアンっ!!パシイインッ!!!!
「いああああぁああ~ッ!!!やっめえええぇええ~っ!!!」
「なんですか、ちゃんと人の言葉をしゃべって下さいね。……ああ、変態マゾは叩かれると、口を利けなくなるほど興奮してしまうのですか」
パアアアァァンッ!!
「よだれまで垂らして……情けなさの極みですね。人間おやめになったらいかかですか?」
パアンッ!!パアアァンッ!!!
「あっ!あっ……おおおおぉぉぉぉおおおっ!!」
「異性のアンドロイドに、下の躾けまでされるクズ……そう、ユキ君は最低のクズなんです」
「ああ~……ちがっああっ~!」
パアンッ!パシイィッ!!
「違うのですか?嘘をつかないで下さいね。お尻をぶたれて射精するようなマゾ犬のくせに」
「ううううぅぅ~っ……」
「ほら、吐き出しなさい。クズらしく、意地汚い中身を私にすべて見せなさい」
パアアァンッ!!!パアンッ!!!
「はあ、はあはあっ……うっ、うっううぅう~……」
「堕ちなさい……もう人間じゃないの、あなたはっ」
パシイイッ!!!!
「ああぁっ~やだ、あおぉぉおぉおぉ~……」
「―――あなたは今日から、機械にお世話される家畜。そうでしょう?」
パアアァンッ!パシイィイン……ッ!
「家畜は鳴いて媚びなさい。お尻を振って、お世話してください、躾けてくださいと言うんです。ほらっ!」
パアンッ!!
「ぐあああぁああぁ~っ!!」
「ちんぽビクビクさせて……人間のオスとは、本当に愛らしいですね……」
ミドリさんは、私の尻の溝をつつ……と上になで上げると、耳元で優しく囁いた。
「……叩かれて漏らし癖、つけさせてあげる」
パアアアァァンッ……!!!
「あぁんっ!ああああああああぁぁあぁぁあああ~~っ!!!!」

ビュクッ、ビュクッ、ビュクッ……
前立腺がキュッ、と締まると、精液がダラダラと迸っていった。
囁き声に脳まで犯され、白眼を剥きながらすさまじい快感に身をよじる。
何度も射精したのに、もの凄い量の精液がペニスから次々送り出されていく……
もはや何も見えない、聞こえない……ただ、ミドリさんに私のすべてを捧げたい……
―――……またたくさんお漏らししたんですね。ぜんぶ出しなさい……見ててあげます、そのブザマなお姿……
「ああっ~……おおぉぉぉ~っ……」
―――これから楽しくなりそうですね。ありがとうございます、ユキ君。わざわざ本性をさらけ出すなんて……
―――お尻を叩かれたら射精する、パブロフの犬にして差し上げます……私が好きなときに漏れちゃう、精液蛇口に……
―――私が調教してあげます。躾けられないと生きていけない身体、イジめられないと射精できないおちんちん……
―――人間としては最低ですが、私にとっては最高のカラダ……性欲を私から完全支配された、ドレイ人形……
「あ、ああぁ~……」
―――眠いですか では おやすみなさいユキ君……いえ、ユキ。 眼が覚めたら 躾けの続きですよ……
―――
――
―
部屋の電気をつけっぱなしで寝ていたようだ。ここでの生活も半年を迎えたというのに、やけに気だるい朝である。部屋に入り込む日差しさえ憎たらしい――ー絶好の、●●日和だ。
親はすでに出かけた時間であるのに、リビングが騒々しい。食器を洗う音が聞こえる。そうだ、ついに我が家もアンドロイドを買ったのであった。
民間向けの人型アンドロイドが発売されて早8年が経過した。今年に入って我が家もそれを導入したが、家事お手伝いロボットというよりは、私の●●用ロボットの体をなしている。
ここに来てからというもの、このアンドロイドが邪魔で仕方がなかった。発売当初は憧れこそすれ、今となっては生活にズカズカと介入してくる目の上のタンコブのようなものだった。
とはいえ、個人的には彼をそう嫌悪するでも忌避するでも無く、何か一線を引いて距離を保っていようと努めた。それは彼がかつて私と同じ位置にいたからだろうか。それとも、年をとった人間の姿だからであろうか。
だがグローバル資本主義が闊歩し、世界中でマワされ、より安い値で叩き売られる彼らからすれば、私の扱いは紳士的とさえ言えるのではあるまいか。そう自負できる態度で振る舞ってみせた。
リビングに入ると、メイド姿の男性型アンドロイドが本棚を整理を開始していた。私に気づくと挨拶をし、設定された本日のお天気情報、特筆すべきニュースをつらつらと述べる。男性らしい太身の体躯に、アンドロイド用にあしらわれたメイド服を身にまとうその出で立ちは、一部では情欲を煽られる者もいるらしい。ショートカットの黒色の髪、同じく黒色の目をした愛らしいアンドロイドは、もはやその造形として人間と大差はない。むしろかつては羨望の対象でさえあるに違いなかった。
我が家では彼をユキ、と呼んでいる。私は普段呼ぶことなどないが、彼を個人的に呼ぶときには愛情と皮肉を込めてユキ君、と呼ぶことにしていた。話疲れない彼に向け、私はコーヒーを下さい、とだけ伝えておくと、後は好きに任せた。