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C-2

分岐C-2、俺はとっさに身をひるがえし、赤い光を避けた。



「う、うおおおお!」

迫りくる閃光に、俺はとっさに身を捻り直撃を避けた―――はずだった。

しかし、二つの光線をどちらも回避するのは不可能だった。

「ぐああああっ!!」

バーン、という衝撃とともに、俺は青い光に包まれた。

もんどりうって床に倒れる。

「な、なにが……?」

俺の身体を包む青い光は、ぬるま湯のように全身を纏い、徐々に体内へと吸いこまれていった。

「あ~私の魔法は外れちゃったかあ……」

「あらあら、私のものが当たっちゃったみたいですね」

ふくれっ面の少女の横で、穏やかに微笑む長髪の女。

どうやらこの女があの光を俺にぶつけてきたようだった。

「は~あ……まあ仕方ないかあ……じゃあリーネ、あとは任せたよ」

「はい、お気をつけて」

小柄な少女はぴょんと高く跳びあがると、そのまま空で一回転し、その場から消えてしまった……


「うふ、やっと二人きりになれましたね……」

リーネと呼ばれた女が、豊満な胸を揺らしながらじわじわと迫ってくる。

「く、来るなっ……」

俺はこの女の目に宿る妖しさに、何か嫌なものを感じ後ずさりした。

そしてこの場から逃げようと、女に背を向けた―――

「あら、いいのですか、私から離れてしまっても……」

ドクンッ……

……?

なんだ、身体中が燃えるように熱い……?

女、リーネの、黒いドレスから白く伸びる四肢が、やけに艶めかしく見える……

胸が、ああ、あんなに揺れて誘っているかのようだ……

今まで気付かなかった。彼女はなんて美しい女なんだ……!

「ねえ……いいんですか……?」

「う、うあ……」

駄目だ、離れたくない……いや、離れられない……

「ねえ、お兄さん……こっち来て、ください……」

手を広げて誘う彼女。

「ああ、リーネさん!!」

何かに操られるように、俺は彼女の胸元に飛び込んていた。

「うふふ、お兄さん可愛い……私のおっぱい、そんなにお気に召しました?」

「ああ……はい……」

甘くてエッチな香り……

「じゃあ、もっと近くに来て……ほら、私の膝に座ってください?」

「……え?」

彼女は俺よりも背丈も身体も小さい。膝に乗るなんて少し無理があるんじゃないか?

そう考えていた矢先に、彼女の髪が伸び、俺の身体を捕えた。

「ほら、座ってくださいね?お兄さん」

俺は髪に絡めとられ、束縛されたまま膝の上に乗せられた―――

そこで初めて気付いた。


「あれ、俺……小さくなって、え?」

なんと、俺の身体は彼女の膝にちょこんと乗るほどに、小さくなってしまっていた!

「うふ、そういう魔法でしたから……ほら、いい子いい子」

リーネは俺の頭を、まるで赤子のように撫で始めた。

実際これは、赤ん坊サイズの大きさだ……

信じられないが、本当に魔法のようなものを使ったとしか思えない。

「ほ~らお兄さん、おなか空いてますよね?……おっぱい、飲みますか?」

そう言うとリーネはドレスの胸元から乳房を取り出し、俺の口に押し込んできた。

「ん、むぐぅ!」

「ほら、遠慮しないでください?あん、いい子……」

彼女に頭をなでられると、なぜか心から嬉しくなってしまう……

もっと褒められたくて、夢中で乳首に吸いついた。

すると、巨大な乳房から母乳が口へ流れ込んできた。

「むぐっ?!……ごく、ごく……」

「……おいしいですか?ふふ、もうすっかりおっぱいの虜みたいですね……」

溢れ出る母乳を飲めば飲むほど、身体が熱く、股間が窮屈になっていくようだった。

そして飲めば飲むほど、ますます飲みたくなってしまう……まさに麻薬のような味だった。

「あらあら……ここもこんなにしちゃって……ほら、ばんざーいしてください?」

俺が反応する間もなく、彼女は器用に髪を操り、サイズが合わなくなった服を全て脱がしてしまった。

「うふふ、赤ちゃんなのにココだけはこんなに大きくて……みっともないですね……」

真っ裸になった俺の身体は驚くほど小さく、そしてペニスと睾丸だけは大人仕様という奇妙なものだった。

特に睾丸は、以前よりもはるかに大きく膨れているようだ……

そんな睾丸を、リーネは優しく撫であげる。

「あら、お口が止まっていますよ?ちゃんと飲んでくださいね、おにいさん?」

「は、はい……うぐっ」

俺はもう抵抗する気も起きずに、彼女のなすがままとなってしまっていた。

「そうそう、そうやってタマタマを大きくしてくださいね……」

……?

理解が追いつかないうちに、彼女の髪が俺の下半身をうぞうぞと覆っていく。

ペニスや睾丸をまさぐり、さわさわと弱い刺激を与えてくる。

俺はその刺激だけでも、絶頂してしまいそうなほどに、射精感に包まれていた……


「ひぐっ……!!」

肛門あたりにちくっとした痛み……

腸内へ何かが挿入された……?

「大丈夫、痛くしませんから、ね?」

そう言うと彼女はニコっと微笑んで……

……ズボッ!!

「あぎゃあっ!!」

腸の中を、髪の束が侵入しているんだ……!

俺はあまりの驚きと困惑を隠せずに、彼女の膝から逃げ出してしまった。

「あらあら、どこへ行くのですか……悪い子ですね、ぼうや?」

リーネの怒りに満ちた声は、俺を四つん這いのまま凍りつかせるのに十分だった。

「こっちに来なさい……ぼうやには、おしおきが必要です」

しゅるしゅるっ!

髪が俺の身体をそのままの体勢で拘束する。

「まずは、ママのおっぱいをちゃんと吸いなさい」

口をこじ開けられ、乱暴に乳首が入ってくる。

乳首から濃厚な母乳が噴出してくると、さっきのように脱力してしまう……

「ぼうやにはこれをつけて、耐えていただきます」

しゅるっ……

彼女の髪の束が俺のペニスの根元に巻きつき、射精出来ないように縛る。

その状態で、再び彼女の髪が、俺の肛門から侵入してきた……

嫌がる俺の身体を髪で押さえつけ、リーネは冷たく笑う。

「駄目です、きちんと反省してもらわないと……ほら、おちんちんも」

そう言うと、髪が俺のペニスへ向かい……

亀頭の先端、鈴口からねじ込まれる……!!

「ひ、ひぐあっ!!」

唐突の痛みに俺は飛び上がる。

「あら、お口が御留守になってますよ……ちゃんとおっぱい、飲みなさい」

俺は痛みをまぎらわすために、無我夢中で乳首にしゃぶりついた。

尿道に入った髪が、するすると侵入し、ピストン運動を繰り返す。

じゅるじゅると母乳を吸っていると、だんだんとその動きさえも気持ちよくなってきた……


「うふふ、気持ちよくなっちゃいましたか?いけないぼうやですね……いいですよ、射精して」

ペニスの奥が、じーんとして痺れている……

ああ、もう我慢できない……!!

「ん……むぐ~っ!」

……!!

「く、ぅあ……!」

強烈な射精感……

なのにペニスを縛られているせいで、射精できない!

「あらあら、今のでイっちゃったのですか?駄目ですよ、まだ許してあげません……ほら!」

「……む、ぅがあ……!」

腸内に入った髪が、俺の中をぐちゃぐちゃに掻きまわしている……!

「前立腺も、いっぱいイジメ抜いてあげますからね……」

尿道から入った髪が、くりくりと、ペニスの奥をいじって……

また……出ちゃう!

「くぁ……っ!!」

「ふふ、まだまだ駄目ですよ……」

あ、ああ……だせない……!!

もう気が変になりそうだ……!

睾丸が苦しいと、悲鳴を上げているようだ……?


妖しく笑うリーネ。

そこで俺は足元に異常なものを見つけた。

ボーリング玉のように巨大に膨らんだ睾丸。

もしや……彼女の母乳が、俺の睾丸内の精液に直接変化しているのか?

まさか、あり得ない!いや、しかし……

「うふふ、気づいちゃいました?」

にこにこと笑うリーネは、そっと睾丸に手を添えた。

「ぼうやのタマタマをですね、こうやって軽く押すと……」

リーネの手に力が込められる。

「んっ……うがああああっ!!」

精液がペニスまで競り上がってきて……!

だが、根元に栓をされているせいで、放出できない!

「ふふ……わかりました?」

ただ射精寸前の生殺し状態がずっと続く……

「い、いがせで……」

「このタマタマポンプは、ぼうやが反省するのにちょうどいいですねっ」

ぐりっ!!

「っ……!んがあっ……!!」

再び俺の睾丸が強く手で握りこまれ、射精感が最高まで高まる。

俺はやっと母乳を吸い続けていた今までを後悔し始めていた……

こうして俺は、彼女が満足するまで、射精のおあずけを食らい続けた―――



「も、もうゆるじで……」

息も絶え絶えになった俺を、リーネは嗜虐的な目で見つめる。

「うふ、もう限界みたいですね……今はこれ以上、タマタマも大きくならないみたいですし」

冷たく笑うと、彼女は俺の顔を覗き込んできた。

「……射精、したいですか?したいですよね?」

「う、うう……」

「では、誓っていただけますか?ぼうやは一生、私の奴隷になります、と」

「な、なります!!なりますからあ……!!」

「はい、わかりました。では、私の目を見つめてください……」

俺が彼女の言うとおりに目を合わせると、たちまち瞳に意識が吸いこまれるように、思考が出来なくなってしまった。

「では、さきほどの誓いを、声に出して言ってください?」

俺は何も考えられず、ただ彼女の指示に従うしかなかった……

「わ、わたしは、いっしょう……リーネさまのどれい、に、なります……」

「はい……よくできましたね」

その途端、視界が真っ赤になり、俺の両目に激痛が走った。

「ぐ、ぎゃああああああ!!!!!」

目が焼けついてしまったようだ!開けていられない!

「これでぼうやは、私しか見えない奴隷ですっ……大丈夫ですよ、きちんとお世話はしてあげますから、ね?」

しゅるっ……

ペニスの束縛が解けた……!

「ほら、おちんちんのお世話も、毎日してあげますから……!」

ぐりぐりいっ!!

リーネが靴先で、思い切り俺の膨れ上がった睾丸を踏みにじる!!

「ひあ、あ、ああああああああ!!!!!」

どぷっ!どぷっ!どぷっ!どぷっ……

ものすごい勢いでペニスが射精の脈動に襲われる。

「キャッ!すごい量……噴水みたいにでてますよ」

どぷっ!どぷっ!どぷっ……

射精は、想像を絶するほどの快感を俺に与えた。

一度ペニスが脈動するたび、俺の小さな身体はリーネの足先を中心に跳ねる。

「ほらほら……全部、だしてくださいね……」

ぐりぐりっ……!

彼女の優しい声とは裏腹に、その足先は物を踏みつぶすかのように睾丸を容赦なく踏みしだく。

俺はただ逃げることもままならず、みじめに泣き叫んだ。

「あっ!ああああああああ……!!!!」

どぷっ、どぷっ……

止まらない……

射精が、止まらない……!

俺はもう一生、終わりない快感の中をさまよい続けるんだ―――


やがて彼女の足の動きが止まったころ……

嘘のように縮んでしまった睾丸を横目にして、俺の意識は徐々に遠のいていった……



「ぼうや……」

遠くでリーネの声が聞こえる。

その甘い声はどこまでも優しく、そして俺の心を落ち着けた。

「愛していますよ……」

そうして彼女の囁きを聞きながら、俺は最早見えなくなった目を、ゆっくりと瞑った。









リーネEND
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