C-4
分岐C-4、二本の光は互いに発散しあい、渦を巻いていた。
二本の光が、互いに交錯するようにまっすぐ俺へ向かってきた―――
「ぬわーーーーー!!」
巨大な光の束を眼前にして、俺は身がすくんでしまった。
よ、避けられない……!
……バァンッ!!
背を腰を、正体不明の衝撃が襲う。
勢いに押され、俺の身体は軽々と宙に舞った。
「あ、あれ……?」
地面にたたきつけられた俺は違和感を覚えた。
身体が、重い……
いくら立とうと踏ん張っても、身体が思うように反応しない。
「あちゃ~、バグっちゃったかあ~」
「……どうやら、魔術が混濁してしまったみたいですね」
落胆したようにこちらを見つめる二人。
どうやら自分のことを言っているようだ。
少女がこちらに近づき、腰を屈めて言う。
「ごめんね~私、おじさんのこと結構気に入ってたんだけど……これは無理かなあ」
「はい……でもその身体ならば、乳牛として扱えると思いますよ?」
黒髪の女はそう言うと、どこからかリングのついた鎖を持ち出して、俺の身体に装着し始める。
不思議な会話に眉をひそめ、おそるおそる俺は自分の身体を眺めてみた―――
「う、うわあああああああああああああ!!!!!!」
な、なんだこれは!!
足が無い……無くなっている……!!!
変わりに奇妙な袋のようなものがくっついて、真ん中に肉の柱が……
俺の下半身は、巨大な肉棒と睾丸だけになってしまっていた!
そのグロテスクなほど太いペニスからは、ぬめぬめとした粘液が分泌されていた。
「た、たすけて……!元に戻してくれ!!」
俺は這いずりながら、少女に許しをこう。
「なんでもする!だから……助けてくれ、お願いだ!」
「はあ……うるさいんだよ、牛!」
ドガッ!
「ぐあっ!!」
少女の足が、容赦なく俺の頭を踏みつけにする。
「お前はもう人じゃねえんだよ!おら!……牛の分際でまともに口きくなっつーの!気持ち悪い」
ドカッ!ドカッ!
「ぐ、うう……お願い、しますう……!」
俺は泣きじゃくりながら、腕を伸ばして助けを求める。
嫌だ、こんな身体、ぜったい嫌だああ……!!
そんな俺を冷酷に蹴りつけながら、少女は黒髪の女に言う。
「ねえ、こいついちいちうざいし、”アレ”してやってよ」
「あ、はい。わかりました」
俺の身体に淡々と鎖のリングを付けていた黒髪の女は、そう答えるとおもむろに、細い髪の束を俺の耳元に近付けてきた。
二本の髪束が、俺の耳の穴にしゅるしゅると侵入していく……
「ふふ、では行きますよ……えいっ」
ずぷっ……
「ぎっ……!!」
ブチリという嫌な音が頭に響く……鼓膜が破られたみたいだ……
そのまま髪は俺の中に入っていく。
気味の悪い感触に鳥肌を立たせながら、身もだえする俺。
ま、まさかこのまま、脳にまで侵入するつもりか……?
「ほ~ら牛さん……くちゅくちゅ~!」
すると突如、頭部に嫌な感触が現れた。痛みは消えたが、
「ぎ、ぎぇっ!ひぇえええええ!!」
俺の口からへんなことばが、でてくる
きもちい、きもち、いいよお~
「あ”あ”あ”あ”あ”、あ”っ!あっ!ああ~……」
うああ、のうがいじられて、る……
ふわああよだれがでちゃう、きもちいいい~
あ、おちんちん、でるよ!せいし、で、るう……
ドビュッ!!ドプッ、ドプッドプッ……
「あ~こんなところで漏らしやがって……この糞牛!!」
「あらあら、早漏さんなんですね……うふ、えっちな牛さん。ほら、こっちに来て出しましょうね?」
なんで、おこらないで?
からだ、ひきずり、ひくずうあああああ
ドプッドプッ……
「あ”、あっああ~……」
みがいえなよお、やめ、あ、ああっ……
「ほらほら、牛さん?ここでお友達と一緒に、仲良くお漏らししてくださいね?ほら、このチューブの中に……」
ブチュ……
ジュポッ!ジュポッ!
「ほ~ら、吸引がはじまったぞ牛!たっぷり吸ってもらえよ?あははは!」
ドプッドプッドプッ……
「あっ……う、ああ~」
「うふふ、気持ちいいですね……これから毎日、いっぱい吸ってあげますからね……」
「あ、あ~……」
ドプッドプッ……
―――
――
―
その日、地下牢に新たな牛が一匹追加された。
鎖に吊るされ、涎をまき散らせ生活する彼の身体は、完全に自由を失っていた。
だがペニスをバキュームされ、淫魔たちに餌として扱われる彼の横顔は―――
どこか、救済を受けたように見えた。
魔物牧場END
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二本の光が、互いに交錯するようにまっすぐ俺へ向かってきた―――
「ぬわーーーーー!!」
巨大な光の束を眼前にして、俺は身がすくんでしまった。
よ、避けられない……!
……バァンッ!!
背を腰を、正体不明の衝撃が襲う。
勢いに押され、俺の身体は軽々と宙に舞った。
「あ、あれ……?」
地面にたたきつけられた俺は違和感を覚えた。
身体が、重い……
いくら立とうと踏ん張っても、身体が思うように反応しない。
「あちゃ~、バグっちゃったかあ~」
「……どうやら、魔術が混濁してしまったみたいですね」
落胆したようにこちらを見つめる二人。
どうやら自分のことを言っているようだ。
少女がこちらに近づき、腰を屈めて言う。
「ごめんね~私、おじさんのこと結構気に入ってたんだけど……これは無理かなあ」
「はい……でもその身体ならば、乳牛として扱えると思いますよ?」
黒髪の女はそう言うと、どこからかリングのついた鎖を持ち出して、俺の身体に装着し始める。
不思議な会話に眉をひそめ、おそるおそる俺は自分の身体を眺めてみた―――
「う、うわあああああああああああああ!!!!!!」
な、なんだこれは!!
足が無い……無くなっている……!!!
変わりに奇妙な袋のようなものがくっついて、真ん中に肉の柱が……
俺の下半身は、巨大な肉棒と睾丸だけになってしまっていた!
そのグロテスクなほど太いペニスからは、ぬめぬめとした粘液が分泌されていた。
「た、たすけて……!元に戻してくれ!!」
俺は這いずりながら、少女に許しをこう。
「なんでもする!だから……助けてくれ、お願いだ!」
「はあ……うるさいんだよ、牛!」
ドガッ!
「ぐあっ!!」
少女の足が、容赦なく俺の頭を踏みつけにする。
「お前はもう人じゃねえんだよ!おら!……牛の分際でまともに口きくなっつーの!気持ち悪い」
ドカッ!ドカッ!
「ぐ、うう……お願い、しますう……!」
俺は泣きじゃくりながら、腕を伸ばして助けを求める。
嫌だ、こんな身体、ぜったい嫌だああ……!!
そんな俺を冷酷に蹴りつけながら、少女は黒髪の女に言う。
「ねえ、こいついちいちうざいし、”アレ”してやってよ」
「あ、はい。わかりました」
俺の身体に淡々と鎖のリングを付けていた黒髪の女は、そう答えるとおもむろに、細い髪の束を俺の耳元に近付けてきた。
二本の髪束が、俺の耳の穴にしゅるしゅると侵入していく……
「ふふ、では行きますよ……えいっ」
ずぷっ……
「ぎっ……!!」
ブチリという嫌な音が頭に響く……鼓膜が破られたみたいだ……
そのまま髪は俺の中に入っていく。
気味の悪い感触に鳥肌を立たせながら、身もだえする俺。
ま、まさかこのまま、脳にまで侵入するつもりか……?
「ほ~ら牛さん……くちゅくちゅ~!」
すると突如、頭部に嫌な感触が現れた。痛みは消えたが、
「ぎ、ぎぇっ!ひぇえええええ!!」
俺の口からへんなことばが、でてくる
きもちい、きもち、いいよお~
「あ”あ”あ”あ”あ”、あ”っ!あっ!ああ~……」
うああ、のうがいじられて、る……
ふわああよだれがでちゃう、きもちいいい~
あ、おちんちん、でるよ!せいし、で、るう……
ドビュッ!!ドプッ、ドプッドプッ……
「あ~こんなところで漏らしやがって……この糞牛!!」
「あらあら、早漏さんなんですね……うふ、えっちな牛さん。ほら、こっちに来て出しましょうね?」
なんで、おこらないで?
からだ、ひきずり、ひくずうあああああ
ドプッドプッ……
「あ”、あっああ~……」
みがいえなよお、やめ、あ、ああっ……
「ほらほら、牛さん?ここでお友達と一緒に、仲良くお漏らししてくださいね?ほら、このチューブの中に……」
ブチュ……
ジュポッ!ジュポッ!
「ほ~ら、吸引がはじまったぞ牛!たっぷり吸ってもらえよ?あははは!」
ドプッドプッドプッ……
「あっ……う、ああ~」
「うふふ、気持ちいいですね……これから毎日、いっぱい吸ってあげますからね……」
「あ、あ~……」
ドプッドプッ……
―――
――
―
その日、地下牢に新たな牛が一匹追加された。
鎖に吊るされ、涎をまき散らせ生活する彼の身体は、完全に自由を失っていた。
だがペニスをバキュームされ、淫魔たちに餌として扱われる彼の横顔は―――
どこか、救済を受けたように見えた。
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