A
分岐A、彼女達の誘惑に甘んじた……
「ああ……」
俺は抵抗することをやめた。
もう耐えられない……はやく、はやくイかせてくれ……!
「うふふ、もう駄目え~って感じですね。」
「それじゃあ、おちんちんさん頂きますよお~?」
ちゅぷっ……
少女の艶々と黒光りする尻尾の先端が、涎の糸を引きながらくぱっと拡がる。
亀頭の先端に、まるで鼠を前にした蛇のように迫ってくる……
「えいっ」
ぷちゅるううう……!
「うっ……あああああああああっ!」
中がぐちゅぐち渦巻いて、猛烈に精液を吸いだしてくる……っ!
電車内だというのに、人目もはばからず声が、ああ、我慢出来ない!
精液が強制的に、吸われている!こんなの、耐えられるはずがない!
「あっあっああ……でるうう!!」
「うん、いいよおじさん。いっぱい出して?」
ぶちゅっぶちゅっぶちゅっ!
パンパンにいきり立ったペニスに、汁をまき散らせながら、尻尾が猛然とバキューム蠕動してくる!
「うっうあああ!」
ドプッドプッ……
身をわななかせながら、こうして俺は公の場で射精してしまった。
内股になった足をガクガクさせながら、俺は精を少女サキュバスに捧げたのだった。
「あははは!いっぱいでたね~お じ さ ん?」
「はあはあ……だから、おじさんじゃな……!」
ジュボッ!
「……っ!」
肛門に何か這入って……?!
「ああん、お兄さーん、私にもイかせて下さいよお」
背後のリクルートスーツ痴女が、俺の身体を拘束していた髪を肛門へ挿入したようだ……
腹に異物感が……き、気持ち悪い!
「ぬ、抜いてくれ!」
「嫌です、私にもお兄さんの可愛い顔、見せてくださいね?」
「だ、誰か助けて……!」
恥も外聞もなく、俺は周囲に助けを求めた。
こうなってしまったら仕方ない。
だがおかしなことに、周りの人が何の反応も示さない。
いや、それどころか見動きすらしておらず、時間が止まったようにも見える……
「あはは、お兄さん、今更気付いたの?」
訝しんでいると、眼前のショートカット少女がニヤニヤしながら話しかけてきた。
「もう周りのヒトたちの世界と遮断しちゃったんだよ?もう誰も、私たちに干渉なんて出来ないんだよ」
「……え」
にわかには信じがたい話だったが、この光景を見てしまえばもう信じるしかなかった。
「だから安心して、可愛い声で喘いでください、ね」
ぐちゅうっ!
「んがああああああああああああああああっ!」
髪が勢いよく肛門を逆流してくる……!
「前立腺見つけました~、いじめちゃいますよお?ほらほら」
「うわっ!あん、あああんっ!!」
ペニスの裏側あたり、触れられるたびにビクビク身体が勝手に反応してしまう……
「あはは、おじさん可愛い~!あん、あんだって」
「あらあら、乳首もピンピンに立っちゃって……男の子なのに恥ずかしいですね」
「ああっ!」
上半身が完全に髪に埋まってしまい、乳首がくりくりと弄ばれて―――
「はいおじさん?またちんちん吸っちゃうね?」
じゅぽっ!
―――ペニスをモノみたいに吸われ、肛門まで犯されるなんて……!
「あっ、あっ……きもち、いいよお……」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ……
周りにはアナルやペニスを嫐る音と、俺のあげる情けない声ばかりが響く……
流れ出る涎も垂れ流しにしたまま、俺はあられもなくよがり狂った。
「あああああ~!また、でちゃうううう……」
どくっどくっどくっ……
粘った汁まみれのペニスに、卑猥な尻尾を搾乳機のように吸いつかせながらショートカット少女が笑う。、
「あは、早~い!早漏すぎだよおじさん?」
「前立腺をめちゃめちゃにされて、気持ち良かったのでしょう?うふふ、変態さんですね」
俺の身体を、後ろから髪で羽交い絞めにしながらアナルを犯すリクルート巨乳美女。
あまりの快感に腰が立たなくなってしまい、うつ伏せに倒れてしまう。
「なに~?腰が立たなくなっちゃったの?」
「ううう……」
「大丈夫ですよ、そのまま寝ていて。ほら、横になりなさい?」
ああ、このまま甘えていたい……
もはや日常から遠く離れた場所で与えられる快感に、身を浸していたい……
ぐいっ!
「……え?」
「あらあら、お尻もこんなにゆるくなっちゃって……」
なんと、彼女の腰には髪で出来たペニスバンドがぶら下がっていた。
屹立した真っ黒に輝く太いペニスは、俺の背筋を震え上がらせるのに十分だった。
それを俺の肛門にくっつけている……!
「や、やめ、て……!!」
「大丈夫、ほら痛くないですよ~?」
「う、むぐっ?!」
そう言うと、辺りに集まってきた髪が俺の鼻や口を覆いふさいできた。
濃厚な淫気を嗅がされ、全身が敏感になり、震えがとまらない……
「じゃあ入れちゃいますよ~」
「もが~っ!」
ズブッ!!
「……っ!!」
声にならない悲鳴を上げた後、今度はペニスに吸いついていた尻尾が急激にうねりだした。
「はいは~い、それじゃあこっちも搾るね!ぜ~んぶ出しちゃおうね、乳牛君?」
ぎゅぽっ!ぎゅぽっ!
「ふ、むぐ~~っ!」
すさまじいバキュームが始まった。
まさに今の俺は、搾乳機につながれた牛そのものだった。
それも、後ろからアナルを掘られ、前立腺で感じているというみじめ極まりない姿で……
「あん、よく締めつけますね~えらいえらい」
「あははは、もうちんちんがびくびくしてるよ~?またイっちゃうかな?」
「……んぐうう~!!」
ガンガン突かれる振動に踊りながら、俺は悟った。
俺は―――
「んがああああ~っ!!」
「あ、また射精するんだ?」
「いいですよ、またえっちで情けない顔、見てあげます」
「ん、んぐうっ……!」
ドピュッ……ドピュッ……
―――この快楽からは、逃げられない……
目を覚ますと、俺は冷たい石畳の上に寝転がっていた。
ここは一体どこなんだ……?
じめじめ薄暗くて視界が悪い……
「んぐう~っ!」
……!
ふいに、くぐもった男の声が隣から聞こえた。
な、なんだあれは……
鎖や管が何本も地面に向かって垂れており、そこに人間のような肉体が俯き加減にぶら下がっている。
腕や足は拘束具によって後ろに回され固定され、口には猿ぐつわをされているようだ。
薄暗がりの中で、その人間の男の細白い身体は不気味に浮きでてみえた。
そして何より……
「あらあら、今日もいっぱい溜まってますね~」
現れた女……あれは例の長髪の痴女だ、電車で遭遇した……!
だが尻尾のようなものに、羽まで生やして……まるでサキュバスみたいじゃないか!
「いっぱい出せそうですかあ?」
その女は爪先で、ぶら下がった人間の金玉を―――
ゴミ袋のように巨大に膨らんだ玉袋を、つついた。
「んん、んぐう~っ!!」
首を後ろにそらされた人間のようなものは、苦しそうにもがこうとしている。
「じゃあ今楽にしてあげますね?」
そういうと女は、天井からぶら下がったチューブのようなものをその男の股間にあてた。
チューブは男の股間……ペニスはよく見当たらない。いや、退化でもしているのか、若干突起のようなものは見える。
ずぼぼぼぼっ!
その小さなペニスに、自分からチューブが勢いよく風音を立てて吸いついた。
「んっぬごおお……っ!!」
ガシャガシャと鎖の音を立てて男がもがき暴れる。
だがやがて、暴れる力が弱くなり……
「うふふ……大人しくなってきましたね」
男の顔が快感にゆがみ始めた。涎をボタボタと床に垂らしながら、腰がひくひくと戦慄いている。
「……んごおおおおっ!!」
じゅぼぼぼぼっ!!
けたたましい水音をたて、チューブが男の精液を吸っている……
「ぜ~んぶ、だして下さいね~」
女がしゃがんで、事務的に男の金玉を両手で握っている。
まるで逆手で行う乳搾りのように、手慣れた手つきで男の玉袋をぎゅうぎゅうと交互に揉んでいる。
「んごっ!んごおおっ!!」
そのたびに男は呻きをあげ、精液がチューブに吸い上げられているのがわかった。
チューブの吸引音がおさまってきた頃、男の玉袋は明らかに小さくなっており……
男は頭をだらんと垂らし、もはや生きているのかもわからないように憔悴しきっていた。
「あ、終わった~?」
突如、あのショートカットの少女が現れた。
女と同様に、尻尾とコウモリのような翼を生やしている。
「はい、たった今全部搾り終えました」
「りょーかい、じゃあ……口あけろ、牛」
少女は冷たくニヤっと口の端をゆがめると、その哀れな男の頭を強引に持たげさせた。
片手で猿ぐつわを解くと、股間を男の口に押し当てる。
「ほら、餌だぞ……残さず呑めよ?……んっ」
少女は目を瞑り、ぶるっと震えると……
ちょろちょろ……
なんと、男の口へむけて放尿し始めた!
それを男はさも美味そうに、というより恍惚とした表情で飲み干していく。
その扇情的な情景に、俺は目が離せずにいた。
放尿を終え、顔を股からとおざけようとするが、男はまだ呑み足りなさそうに舌をせわしなく動かしている。
「んっ……こら、いつまで舐めてんだ!」
バシッバシッというするどい音を響かせ、小さな少女はその醜い獣に鞭を振るう。
男が大人しくなると、再び猿ぐつわをはめ、今度はこちらへ振り向いた。
「ふふ、新しく入ってきた”牛”は、なんだか元気がないなあ~?」
……まずい!
早く逃げないと……
だが、身体が動かない……!
……動かせない?
俺は自分の身体を見下ろし、やっと気付いた。
巨大な、化け物のような玉袋が地面にだらしなく垂れている。
腕や足には拘束具、みじめに鎖で宙吊りの状態。
……俺も、隣の”牛”と同じだ……!
「さあ、まずははじめての”乳搾り”の時間ですね~」
しゅるしゅるっ……
チューブの降りる音がする。
「大丈夫ですよ~最初は怖いかもしれないけど、痛くないですからね~」
微笑みながら長髪の女が俺の尻を撫でる。
ぎゅぽっ……!
ペニスに吸いつく強烈な感覚……
「おいしい精液、たくさん出してくださいね!牛さん」
ぎゅぼ!ぎゅぼぼぼぼぼっ!!
「んっ……がああああああああああああ!!!!」
のど元が張り裂けんばかりに、身を狂わせんばかりの猛烈な快感と、
眼前に迫る闇に向かい……
俺はただ、むせび泣いた。
―――俺はこうして、人の列から抜けた。
人間牧場END
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「ああ……」
俺は抵抗することをやめた。
もう耐えられない……はやく、はやくイかせてくれ……!
「うふふ、もう駄目え~って感じですね。」
「それじゃあ、おちんちんさん頂きますよお~?」
ちゅぷっ……
少女の艶々と黒光りする尻尾の先端が、涎の糸を引きながらくぱっと拡がる。
亀頭の先端に、まるで鼠を前にした蛇のように迫ってくる……
「えいっ」
ぷちゅるううう……!
「うっ……あああああああああっ!」
中がぐちゅぐち渦巻いて、猛烈に精液を吸いだしてくる……っ!
電車内だというのに、人目もはばからず声が、ああ、我慢出来ない!
精液が強制的に、吸われている!こんなの、耐えられるはずがない!
「あっあっああ……でるうう!!」
「うん、いいよおじさん。いっぱい出して?」
ぶちゅっぶちゅっぶちゅっ!
パンパンにいきり立ったペニスに、汁をまき散らせながら、尻尾が猛然とバキューム蠕動してくる!
「うっうあああ!」
ドプッドプッ……
身をわななかせながら、こうして俺は公の場で射精してしまった。
内股になった足をガクガクさせながら、俺は精を少女サキュバスに捧げたのだった。
「あははは!いっぱいでたね~お じ さ ん?」
「はあはあ……だから、おじさんじゃな……!」
ジュボッ!
「……っ!」
肛門に何か這入って……?!
「ああん、お兄さーん、私にもイかせて下さいよお」
背後のリクルートスーツ痴女が、俺の身体を拘束していた髪を肛門へ挿入したようだ……
腹に異物感が……き、気持ち悪い!
「ぬ、抜いてくれ!」
「嫌です、私にもお兄さんの可愛い顔、見せてくださいね?」
「だ、誰か助けて……!」
恥も外聞もなく、俺は周囲に助けを求めた。
こうなってしまったら仕方ない。
だがおかしなことに、周りの人が何の反応も示さない。
いや、それどころか見動きすらしておらず、時間が止まったようにも見える……
「あはは、お兄さん、今更気付いたの?」
訝しんでいると、眼前のショートカット少女がニヤニヤしながら話しかけてきた。
「もう周りのヒトたちの世界と遮断しちゃったんだよ?もう誰も、私たちに干渉なんて出来ないんだよ」
「……え」
にわかには信じがたい話だったが、この光景を見てしまえばもう信じるしかなかった。
「だから安心して、可愛い声で喘いでください、ね」
ぐちゅうっ!
「んがああああああああああああああああっ!」
髪が勢いよく肛門を逆流してくる……!
「前立腺見つけました~、いじめちゃいますよお?ほらほら」
「うわっ!あん、あああんっ!!」
ペニスの裏側あたり、触れられるたびにビクビク身体が勝手に反応してしまう……
「あはは、おじさん可愛い~!あん、あんだって」
「あらあら、乳首もピンピンに立っちゃって……男の子なのに恥ずかしいですね」
「ああっ!」
上半身が完全に髪に埋まってしまい、乳首がくりくりと弄ばれて―――
「はいおじさん?またちんちん吸っちゃうね?」
じゅぽっ!
―――ペニスをモノみたいに吸われ、肛門まで犯されるなんて……!
「あっ、あっ……きもち、いいよお……」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ……
周りにはアナルやペニスを嫐る音と、俺のあげる情けない声ばかりが響く……
流れ出る涎も垂れ流しにしたまま、俺はあられもなくよがり狂った。
「あああああ~!また、でちゃうううう……」
どくっどくっどくっ……
粘った汁まみれのペニスに、卑猥な尻尾を搾乳機のように吸いつかせながらショートカット少女が笑う。、
「あは、早~い!早漏すぎだよおじさん?」
「前立腺をめちゃめちゃにされて、気持ち良かったのでしょう?うふふ、変態さんですね」
俺の身体を、後ろから髪で羽交い絞めにしながらアナルを犯すリクルート巨乳美女。
あまりの快感に腰が立たなくなってしまい、うつ伏せに倒れてしまう。
「なに~?腰が立たなくなっちゃったの?」
「ううう……」
「大丈夫ですよ、そのまま寝ていて。ほら、横になりなさい?」
ああ、このまま甘えていたい……
もはや日常から遠く離れた場所で与えられる快感に、身を浸していたい……
ぐいっ!
「……え?」
「あらあら、お尻もこんなにゆるくなっちゃって……」
なんと、彼女の腰には髪で出来たペニスバンドがぶら下がっていた。
屹立した真っ黒に輝く太いペニスは、俺の背筋を震え上がらせるのに十分だった。
それを俺の肛門にくっつけている……!
「や、やめ、て……!!」
「大丈夫、ほら痛くないですよ~?」
「う、むぐっ?!」
そう言うと、辺りに集まってきた髪が俺の鼻や口を覆いふさいできた。
濃厚な淫気を嗅がされ、全身が敏感になり、震えがとまらない……
「じゃあ入れちゃいますよ~」
「もが~っ!」
ズブッ!!
「……っ!!」
声にならない悲鳴を上げた後、今度はペニスに吸いついていた尻尾が急激にうねりだした。
「はいは~い、それじゃあこっちも搾るね!ぜ~んぶ出しちゃおうね、乳牛君?」
ぎゅぽっ!ぎゅぽっ!
「ふ、むぐ~~っ!」
すさまじいバキュームが始まった。
まさに今の俺は、搾乳機につながれた牛そのものだった。
それも、後ろからアナルを掘られ、前立腺で感じているというみじめ極まりない姿で……
「あん、よく締めつけますね~えらいえらい」
「あははは、もうちんちんがびくびくしてるよ~?またイっちゃうかな?」
「……んぐうう~!!」
ガンガン突かれる振動に踊りながら、俺は悟った。
俺は―――
「んがああああ~っ!!」
「あ、また射精するんだ?」
「いいですよ、またえっちで情けない顔、見てあげます」
「ん、んぐうっ……!」
ドピュッ……ドピュッ……
―――この快楽からは、逃げられない……
目を覚ますと、俺は冷たい石畳の上に寝転がっていた。
ここは一体どこなんだ……?
じめじめ薄暗くて視界が悪い……
「んぐう~っ!」
……!
ふいに、くぐもった男の声が隣から聞こえた。
な、なんだあれは……
鎖や管が何本も地面に向かって垂れており、そこに人間のような肉体が俯き加減にぶら下がっている。
腕や足は拘束具によって後ろに回され固定され、口には猿ぐつわをされているようだ。
薄暗がりの中で、その人間の男の細白い身体は不気味に浮きでてみえた。
そして何より……
「あらあら、今日もいっぱい溜まってますね~」
現れた女……あれは例の長髪の痴女だ、電車で遭遇した……!
だが尻尾のようなものに、羽まで生やして……まるでサキュバスみたいじゃないか!
「いっぱい出せそうですかあ?」
その女は爪先で、ぶら下がった人間の金玉を―――
ゴミ袋のように巨大に膨らんだ玉袋を、つついた。
「んん、んぐう~っ!!」
首を後ろにそらされた人間のようなものは、苦しそうにもがこうとしている。
「じゃあ今楽にしてあげますね?」
そういうと女は、天井からぶら下がったチューブのようなものをその男の股間にあてた。
チューブは男の股間……ペニスはよく見当たらない。いや、退化でもしているのか、若干突起のようなものは見える。
ずぼぼぼぼっ!
その小さなペニスに、自分からチューブが勢いよく風音を立てて吸いついた。
「んっぬごおお……っ!!」
ガシャガシャと鎖の音を立てて男がもがき暴れる。
だがやがて、暴れる力が弱くなり……
「うふふ……大人しくなってきましたね」
男の顔が快感にゆがみ始めた。涎をボタボタと床に垂らしながら、腰がひくひくと戦慄いている。
「……んごおおおおっ!!」
じゅぼぼぼぼっ!!
けたたましい水音をたて、チューブが男の精液を吸っている……
「ぜ~んぶ、だして下さいね~」
女がしゃがんで、事務的に男の金玉を両手で握っている。
まるで逆手で行う乳搾りのように、手慣れた手つきで男の玉袋をぎゅうぎゅうと交互に揉んでいる。
「んごっ!んごおおっ!!」
そのたびに男は呻きをあげ、精液がチューブに吸い上げられているのがわかった。
チューブの吸引音がおさまってきた頃、男の玉袋は明らかに小さくなっており……
男は頭をだらんと垂らし、もはや生きているのかもわからないように憔悴しきっていた。
「あ、終わった~?」
突如、あのショートカットの少女が現れた。
女と同様に、尻尾とコウモリのような翼を生やしている。
「はい、たった今全部搾り終えました」
「りょーかい、じゃあ……口あけろ、牛」
少女は冷たくニヤっと口の端をゆがめると、その哀れな男の頭を強引に持たげさせた。
片手で猿ぐつわを解くと、股間を男の口に押し当てる。
「ほら、餌だぞ……残さず呑めよ?……んっ」
少女は目を瞑り、ぶるっと震えると……
ちょろちょろ……
なんと、男の口へむけて放尿し始めた!
それを男はさも美味そうに、というより恍惚とした表情で飲み干していく。
その扇情的な情景に、俺は目が離せずにいた。
放尿を終え、顔を股からとおざけようとするが、男はまだ呑み足りなさそうに舌をせわしなく動かしている。
「んっ……こら、いつまで舐めてんだ!」
バシッバシッというするどい音を響かせ、小さな少女はその醜い獣に鞭を振るう。
男が大人しくなると、再び猿ぐつわをはめ、今度はこちらへ振り向いた。
「ふふ、新しく入ってきた”牛”は、なんだか元気がないなあ~?」
……まずい!
早く逃げないと……
だが、身体が動かない……!
……動かせない?
俺は自分の身体を見下ろし、やっと気付いた。
巨大な、化け物のような玉袋が地面にだらしなく垂れている。
腕や足には拘束具、みじめに鎖で宙吊りの状態。
……俺も、隣の”牛”と同じだ……!
「さあ、まずははじめての”乳搾り”の時間ですね~」
しゅるしゅるっ……
チューブの降りる音がする。
「大丈夫ですよ~最初は怖いかもしれないけど、痛くないですからね~」
微笑みながら長髪の女が俺の尻を撫でる。
ぎゅぽっ……!
ペニスに吸いつく強烈な感覚……
「おいしい精液、たくさん出してくださいね!牛さん」
ぎゅぼ!ぎゅぼぼぼぼぼっ!!
「んっ……がああああああああああああ!!!!」
のど元が張り裂けんばかりに、身を狂わせんばかりの猛烈な快感と、
眼前に迫る闇に向かい……
俺はただ、むせび泣いた。
―――俺はこうして、人の列から抜けた。
人間牧場END

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